アドバンスドL.E.V. ビックバイパー零
連合宇宙軍が次期主力機動兵器として開発中の機体は、そのカテゴリーこそ軌道外船外作業機となっているものの、実態としてはバフラムの擁するオービタルフレームに匹敵する機動性と戦闘能力を持ち部分的にではあるがメタトロン関連技術も導入適用されたある種ハイブリッドとも言える全く新種の機動兵器で、種別として非公式であるがアドバンスドL.E.V.と呼ばれる。
2172年の時点では試験目的の3機がロールアウト済みであり、同年の「アンティリア襲撃事件」時にはUNSFの特務船アトランティス号に搭載、コロニー・アンティリアに持ち込まれている(2号機および3号機の2機と言われているが、諸説あり。なお実戦テストの意図があったのかは明らかではない)。
以降も開発およびテストは続行されていたものの、バフラムによる一連の軍事行動/火星制圧などの状況でテスト機3機中の2機が喪失しており2175年時点では試作1号機を残すのみで、その先行きについても不透明である。
テスト機3機にはそれぞれ識別用と思しきナンバーが付けられているが、「71」「74」あるいは「77」(これも諸説あり)とバラバラであり何らかの意図があるものか明らかではない。
PS2ゲーム「ANUBIS-Z.O.E.」に登場する可変戦闘機・アドバンスドL.E.V.、ビックバイパー零です。
別頁ガレージキット作成に際して変形機構確認用のため試作したもので、特に主翼周りの変形とクリアランスをみるのが目的というものでしたが、WFにて展示という機会があったので完成させてみました。スケールは1/100、全高およそ200mm。
↑写真はビックバイパーの基幹部分。
変型は肩周りおよび股関節辺りに機構が集中していて比較的シンプルです。
ここまでは修繕後にウェザリングを追加した状態で、↓はそれ以前。
以下はLEV形態→飛行形態への変形シーケンス。
主翼は上肢・肩部スラスターと干渉するので、滑らかにジオメトリー変更出来ないところが難点。あと、指の展開・収納は前腕ごと差し換えです。