CC-101(SPEX-08) クルーズチェイサー・チグリフォーン
クルーズチェイサークラスとしては初めて正式配備されて以後、宇宙軍戦力の中枢となっているのが本級・CC-101 チグリフォーンである。
後退翼型の主船体下部に推進機関・インパルスドライブ+Gドライブ(慣性制御機関・ストライクフォーム時には脚部となる)が2基配置されており、クルーズフォームでは2本の槍を吊り下げたような特徴的な概形を成す。特にインパルスドライブは宙軍戦闘艦用として最も高出力と言われるもので、本級に優れた巡航能力と機動性能を与えている。
コクピットは船体中央部前方で、ストライクフォーム時には完全に収納される。主船体後部には防御用装備・ポイントデフレクターを搭載。
兵装は同様に肩〜上肢となる主翼部分に集中配置され、固定武装として口径400mmレーザー砲2門、アームレーザー2基を持ち、主翼上下にハードポイント合計6箇所が設けられている。
バーナード星系での作戦において優れた実戦性能を示した本級には以降も段階的なアップデートが計画されており、当面は宇宙軍主力クルーズチェイサーの座を維持するものと思われる。
というわけで、小説「クルーズチェイサー ブラスティー」から、CC-101チグリフォーンです。
スケール1/200、クルーズフォームにて固定の組み立てキットとして製作しました。
全長220mm、外部兵装として対艦ミサイル4基とスタンドオフディスペンサー2基が付属しています。