無人空挺砲支援システム・Rb(τ)/AAS-99
架空の無人空挺自走砲Rb(τ)/AAS-99です。Rbはロボット、「T」ではなく「τ(タウ)」で装甲戦闘車を示す接頭記号、AASは空挺砲支援システムの略。何か無人機を作ってみよう、ということで輸送機から投下され空挺作戦に於いて適当な火力を提供できる使い捨て兵器的な構想でデザインしてみました。
前後の歩脚は歩行戦車一般的な「いかにも脚」という形状ではなく、スライドレールから成る「這うための脚」として作ってあります。これが伸縮することで「高さ/幅をまったく変えることなく歩行が可能、原則として歩兵に随伴するので狭い所でも通行できる」などと考えましたが、よくよく考えてみなくてもこの機構(伸縮サイクルの速度に依存しますが)で出せる速度などたかが知れてますね……(駄作機かも知れぬ)。
↓はガレージキットに付属している空挺降下用滑空翼。輸送機から投下後に展開して飛ぶ、もとい落ちるためのもの(航空機としては冒涜的形状なので、じっさい殆ど落下するだけのような気もする)。
こっちの形態では完成させていません(威張るな)。
諸元としては、全長9.4m、全幅3.9m(ロボットアーム取り付け時)、全高1.9m(砲塔上の機銃を含まない)。主砲は76o/94口径レールアシスト滑腔砲、23oチェーンガンを砲塔上部に持ちロボットアーム2対装備、当頁模型の標準装備仕様で対人用火炎放射器(右)と対空ミサイルランチャー(左)。