2024-07-29

最後のワンフェスの話

WF

 会場が蒸し暑くて具合が悪かったです。

 いや、そうではなくて(じっさい空調もあまり効かず具合悪かったのだけど)。
 ご購入/ご覧いただいた方々、酷暑の中もの凄くたいへんだったと思いますがありがとうございました。

 天候の問題なので不可抗力的な要素とは思うのですが、僕は準備で入って酷い目にあうのは免れたとしても、真夏の酷暑の中で行列したり外で待たされたり、会場入っても蒸し暑かったりで、自分が見た範囲でも倒れたり気分を悪くしたりする方が続出していましたし、卓に訪れる方々も消耗気味で、少々居たたまれなさを感じていたのも実際です。

 そんな夏WFだし、冬は冬で行けるのかどうか博打要素があって、じっさい雪中行軍みたいになることも多く、そんなこんなでWFもうやだー

……というわけでもないのですが、今回が「イグルーシカ」最後のWF出展でした。

WF



 今回を最後とした理由は諸般ありますし、私事の事情も含まれるのですが、
 ただそのひとつとして今回展示したような「『戦闘妖精・雪風』のメイヴを自分なりにデザイン・立体化してみた」という造形物を出し難い、じっさい今回は「雪風」の名前はいっさい出さずにオリジナルデザイン(小説の文章を基に僕がデザインした形です)の架空戦闘機ガレージキットに仕立てて僅少を販売、という形態を取りましたが、本当なら「FRX00とはこんな戦闘機だと思う」ということを率直に出したいしお客さんとも交流したいところを、妙な絡め手を使わないといけない。

WF

 当日版権のうえで成り立っている現在のWFでは仕方ないとは言え、硬直したルールの中で遊んで楽しいか?という問題は長らく感じていた、そのような事由もあります。

 しかしながら、「何でもやっていいから自由に遊んでくれ」みたいな場をもし設けたら、超拡大解釈して勝手放題する輩、みたいな間違いなくとんでもないことが起こるのは確実なので(一例挙げて具体的に言えば、著作権ガン無視で売りまくって暴利、的な)、そこは難しい問題だと思うし、ただ単純に「僕には適してなかっただけ」という一言で済む話ではあります。

 そういった諸々と、実際にイベントに行ってお客さんと交流する楽しさ、それを秤にかけるとちょっと厳しいものがある、ということです。

 せっかく毎回訪れてくださる方々も居るし、不義理をするのはたいへん申し訳ないのですがご理解いただけると幸いです。
 とは言っても、ここのWebサイトは継続しますし(もうちょっとマメに更新しよう)、Boothでのオリジナルガレージキット通販は続けていくので、引き続きご覧いただけるとありがたく思います。

 

2024-07-24

WF2024Sについて

 7/28(日)に幕張メッセで行われるWF2024Sに参加します。

EFR-1 M101

 内容はオリジナル架空戦闘機「電子戦闘機 EFR-1」といつものファイド「M101 バーレット/ファイド」の2種。そしてWFWebサイトのディーラーカットに載せている「一四式翆鴒」は今回お休みです(後日Boothに追加する予定)、すみません。


 諸般の事情ありまして、「イグルーシカ」のWF参加は今回で最後になると思います(それ以外は変わらず継続です。ここも変わらず不定期更新、いや、もう少しマメに更新しようとは思っているのですが)。よろしくお願いします


2024-06-09

グラップラーシップ XGP-15A2

XGP-15A2

 かれこれ10年くらい作り続けている船がありまして(いや、本当は放置していただけなのだが)。
「星方武侠アウトロースター」に登場する格闘宇宙船(グラップラーシップ)XGP-15A2「アウトロースター号」です。

 2009年に一度ワンオフで作っていますが、それとは別に、経緯は忘れたものの2014年に電撃ホビーマガジンの作例(と言うのかな?市販品じゃなくてワンオフなのに)として新規造形の依頼があって作ったもので、これも経緯は忘れましたがけっきょく掲載は見送られることになったようで、工作も途中で止まっていたものです。
 特に理由もわからずボツになったら、そりゃやる気もなくなるというものです(責任転嫁はよくないぞ)。

 とは言え、宇宙船としてはもの凄く好きな船なので(でなきゃワンオフで作ったりしないわ)機会があれば完成させよう……とは思っていたものの、そうそう手は動かず。

 で、何だかんだで全パーツを仕上げて(前回2014年時点で原型は完成してレジンキャスト複製までは済ませていた)組んだのが今回の模型です。

 ……完成してないじゃないか。

XGP-15A2

 ↑格闘腕に取り付ける防御シールドの無い、基本形態のXGP-15A2。設定画中の2面図と比べるとだいぶ前後に長く痩身のアレンジをしてありますが、そもそもアニメの設定画や作中作画もパーツの付いた絵が多く、言い換えると「どうとでも解釈できる」ので、余計な容積の無い削いだような速そうな船体としてのアレンジを施してあります。宇宙船はだいたい前後に伸ばすと格好良くなる。

XGP-15A2

 超光速サブイーサドライブモーターであるスクリューが本船に限らず「アウトロースター」に登場する宇宙船の特徴ですが、いかにも強力そうな三重反転式スクリューは可動するように作っています。
 ところでこのスクリュー、船体が直立する着陸状態では丸ごと引っ込むようになっているようですが、いったいどういう仕組みなのか、いまも謎。

XGP-15A2
XGP-15A2

 船体下、格闘腕に懸吊されている外部兵装、エナジャイズ・ブラスター(右)とグラビトン・アックス(左)は抜き身で固定。設定だと角柱型のコンテナに収まっているのだけど、箱ばかり大きくなって見た目が良くないのでこの形態に。

XGP-15A2
XGP-15A2

 ↑これは2014年当時。見てのとおり形としてはほぼ出来上がっていたものの、細部の仕上げは未だの状態。並んでいるのはエルドラド号(あるいはシャングリラ号)。

XGP-15A2

 2009年作のワンオフモデルと今回の。前回のが1/280スケールで、今回(と言っても10年前だけど…)のが1/350。
 というわけで、機会があったら塗装します(ちょっと、おい、ちょっと)

 2009年版のワンオフはこちら


2024-06-02

ガレージキット「一七式恒星間空域用超光速航路啓開/嚮導機(パスファインダー/アウトライダー)Σignal DDZM-17 炷鶏」

航路啓開/嚮導機・炷鶏

 WF2024Wにて販売したオリジナル宇宙戦闘機のガレージキットです。

■仕様:レジン製組み立てキット
■パーツ数:50(透明PET樹脂製キャノピーが付きます)
■販売価格:11,000円(+送料)
※価格が変更になっていますが、内容には変更ありません。

 BOOTHでの販売となるので、下記リンク先を参照してください。

DDZM-17 炷鶏 DDZM-17 炷鶏
DDZM-17 炷鶏 DDZM-17 炷鶏

2024-03-10

さっぽろモデラーズフェスタ

AH-88 HellHound

 模型の展示会、「さっぽろモデラーズフェスタ」に参加します。

■開催日………2024年3月20日(水)春分の日
■開催時間……11:00~17:00
■開催場所……札幌市民交流プラザSCARTSモールA・B

 ↑のヘルハウンド、FAF戦闘機ほかを持っていく予定です。


2024-02-12

WF2024冬について

 「WF2024冬」に参加してきました。
 ご覧いただいた、あるいはご購入いただいた方々ありがとうございました。

ガレージキット「航路啓開/嚮導機・炷鶏」
ガレージキット「スカベンジャー/ファイド」

 今回はじつのところ準備にあまり時間を割けなく、販売物の数をじゅうぶん用意できなかったこと、さらに展示してある物がいったい何であるのか(当日版権物のスカベンジャー/ファイドについてなら特に説明は要さないとは思うのですが、オリジナルであればそれが何処の何某であるのか、最低限の説明はした方が誠実なのではないか)ちょっと足りてなかったように思います。

 その辺り、もう少し改善した形で夏WFに参加したいと思っているので、引き続きよろしくお願いいたします。


※ご購入いただいたキットについては、可能であれば早い段階でパーツのチェック・不備や破損等無いかをご確認いただけると幸いです。
 何か問題等ありましたらご連絡ください(当サイトにもメールアドレスの記載あります)。
 原則的に期限は区切らず、ある程度時間が経ってからでも欠品/もしくは破損パーツの補償は出来ますが、原型やシリコン型の保管の関係で難しくなることがあります。よろしくお願いいたします。


2024-02-06

WF2024冬について

 2024年2月11日に幕張メッセにて行われる「WF2024冬」に参加の予定です。
 「イグルーシカ」の卓位置は4-17-18です。
 内容はオリジナル宇宙戦闘機1+当日版権物1(前回販売したオリジナル宇宙戦闘機「翆鴒」は今回展示のみです)

DDZM-17 炷鶏 DDZM-17 炷鶏
DDZM-17 炷鶏 DDZM-17 炷鶏


スカベンジャー/ファイド  スカベンジャー/ファイド
スカベンジャー/ファイド  スカベンジャー/ファイド